映画「ラクダの涙」の気になるあらすじですが、モンゴルの大平原にて、遊牧民たちが育てるとあるラクダのお産からストーリーは始まります。
遊牧民たちは第三者として騒がずに、ラクダのお産を見守るだけなのです。
そして、大変な難産の末に一頭の真っ白なラクダが産まれました。
しかし、難産からか、母ラクダは、育児放棄してしまいます。
馬頭琴の名手が奏でる音楽で、母ラクダの母性を取り戻せるかもしれない、と遊牧民の二人の子供が馬頭琴の名手を呼びにゆく役になり、町まで向かいます。
タイトルからラクダを中心としたドキュメンタリーと思いきや、ラクダの親子ばかりでなく、遊牧民の日常を映す作品となっています。
このままでは死んでしまう子ラクダのために、遊牧民たちの奮闘する姿や、親子の絆、人々の温かさ、笑顔あり涙ありの、ラクダばかりではなく、遊牧民の暮らしにも感動させられる秀作なのです。
「ラクダの涙の」キャストですが、監督・脚本が命門ミュンヘン映像大学に通うビャュンバスレン・ダバーとルイジ・ファロルニの二人です。
キャストは、映画に登場する遊牧民の家族です。
この「らくだの涙」の感想ですが、プロの監督では取れない、誰もが自然体に捉えられていて、それが物凄くリアリティを増していて、感動の一作となっています。
この「ラクダの涙」は明石家さんまさんもおススメの一作として話題になっています。
DVD化されていますので、お見逃しの方はそちらで是非、ご覧になってください。